公務員になるには?大学と専門学校のメリットとデメリットをご紹介します。

  1. 公務員になるには?大学と専門学校のメリットとデメリットをご紹介します。
公務員になるには?大学と専門学校のメリットとデメリットをご紹介します。

公務員になるには、公務員試験に合格する必要があります。

公務員試験の受験資格に学歴は不問となっていますが、試験ごとに「大卒程度」「専門程度」「高卒程度」といった表記があり、受験時の目安として使われています。

そのため、公務員になるには、自分の目指す公務員試験の難易度に合わせて、大学や専門学校といった進路を決めることがポイントになるでしょう。

大学にも専門学校にも、公務員試験への合格をサポートする授業や試験対策を実施しているコースがあります。

こちらでは大学と専門学校それぞれのメリット・デメリットを紹介するので、この機会にどちらが自分にとって公務員を目指しやすい環境になるか考えてみてください。

公務員になる際に大学を選ぶメリット

公務員になる際に大学を目指すメリットには、以下のようなものがあります。

幅広い学習範囲で自由に学べる

大学に入学する場合、公務員試験関係の科目だけでなくさまざまな分野を学べます。
幅広い学習範囲から自分の興味のある分野を学べるため、モチベーションを高くして授業に臨めるのが大学のメリットです。

一方で、大学には必修科目やレポート提出などクリアすべき課題も多数あるため、計画的に授業を選択していく必要もあります。

進路変更も決断しやすい

大学から公務員を目指す場合、途中から進路変更をしやすいのもメリットです。
先述した通り大学では公務員試験科目に関係のない分野も多数学べるため、在学中から他の専門的な進路に進むことができます。

大学に通っている最中に自分の目標が変わることも十分に考えられるため、「絶対に公務員になりたい」という決意がない場合には選択肢の多い大学進学にメリットがあるでしょう。

公務員になる際に大学を選ぶデメリット

公務員になる際に大学を選ぶことには、いくつかのデメリットもあります。

以下を参考に、どのようなデメリットがあるのかをチェックしておきましょう。

充実した公務員試験対策が受けられないことも

大学の制度次第では、専門的な公務員試験対策が受けられないケースもあります。
そのため万全な試験対策をするのなら、自分でダブルスクールや公務員の通信講座などを活用する必要があるでしょう。

専門学校では一般的に、公務員試験に合格するための特別講座などが開催されます。
試験に必要な知識をしっかりと備えた上で受験に臨めるため、合格の確率も高くなるでしょう。
大学から公務員を目指すなら、まずその学校にどんな公務員試験の支援制度があるのか、ない場合には自分なりにどのような対策をするべきなのかを考えておくのがポイントです。

公務員試験に関する情報は自分の手で集める必要がある

大学の場合、公務員試験に関する情報は自分の手で集める必要があります。
試験の実施日や申込手順の詳細などを教えてくれるとは限らないため、自主的に情報収集を行う時間を確保しましょう。

同じ公務員を目指す仲間を見つけたり、進路相談の支援を活用したりして、情報を集めやすいように環境を整えるのもおすすめです。

公務員になる際に専門学校を選ぶメリット

専門学校からでも、公務員になることは可能です。

公務員を目指す際には専門学校ならではの特徴がメリットになることも多いため、以下を参考に詳細を確認してみましょう。

公務員試験に関連する科目をメインにした学習できる

専門学校では、公務員試験に関連する科目をメインに学習が可能です。
公務員試験の合格をゴールとして設定するコースを選べば、集中的に公務員試験の対策に時間を使えるでしょう。

また、専門学校には「公務員になりたい」という同じ目標を持つ生徒が多いため、モチベーションが高まりやすいのもメリットです。
公務員試験に向けて長期的な勉強にも打ち込みやすいため、結果的に合格率を高めることにもつながるでしょう。

地域コミュニティやNPO・NGOとの関わりを得られる

専門学校は座学だけでなく、実習をメインとした授業形態でも公務員に必要な知識を学べます。
例えば地域コミュニティやイベントに参加して、市民とのコミュニケーション方法や実際に存在している課題の発見などを行います。

NPOやNGOといった組織ともコミュニケーションを取れる機会があるため、市民生活の実態や問題点についての話を聞くこともできるでしょう。
現場の声を実際に聞いた上で勉強に活かせる点は、専門学校から公務員を目指す際のメリットのひとつです。

公務員になる際に専門学校を選ぶデメリット

専門学校を通して公務員を目指す場合、いくつかのデメリットに注意しなければなりません。

以下を参考に、デメリットについて事前に把握して対策を取っておきましょう。

公務員以外の進路を選ぶのが難しい


専門学校を卒業する場合、公務員以外の進路を選ぶことが難しいです。
基本的に専門学校では公務員になるための勉強を集中して行うため、汎用性の高い学習はそれほど多くは受けられません。

そのため万が一公務員以外の進路に興味を持った場合、簡単には進路変更ができない点に注意が必要です。

年齢制限に注意が必要

公務員試験の多くが、30歳の年齢制限を設けています。
専門学校卒業後に公務員試験に合格できず、その後も受験を続ける場合には、30歳という年齢をボーダーラインとして認識しておきましょう。

大卒も基本的に公務員試験の年齢制限は30歳ですが、大卒者は卒業後にさまざまな進路が選べるため、民間企業に就職して地方公務員の民間経験者枠で再挑戦することも可能です。
一方で、専門学校の卒業者は公務員以外の進路に進むのが難しいため、年齢制限に達する前に早めの合格を目指さなければなりません。

専門学生は大学との併修制度を活用するのがポイント

大学の授業内容を連携して学べる「併修制度」の利用も、公務員になる際には検討しておきたい進路です。
併修制度を活用すれば、専門学校に通いながら大学の勉強もできるため、ダブルスクール体制で公務員を目指せます。
大学と専門学校それぞれのメリットを獲得しつつ、デメリットを補うことができるでしょう。

併修では卒業に合わせて「高度専門士」と、大学卒業の証明になる「学士」の資格が取得できます。
高度専門士とは、文部科学省から学歴の面で大学レベルと認定される資格です。
取得後は大学院進学のほか、公務員試験で大卒と同等の扱いを受けられます。
公務員以外の進路も考えられるようにもなるため、将来の可能性を広げられる点も魅力です。

専門学校で公務員試験対策に特化した授業を受けつつ、大卒の資格を取得できるため、公務員を目指す際には併修制度の利用も検討してみましょう。

まとめ

公務員を目指す際には、大学や専門学校などさまざまな進路が考えられます。

どの道を選ぶにしても公務員になるための勉強は必須ですが、それぞれの環境には特有のメリット・デメリットがあるため、この機会に自分に合う学習環境がどちらになるのかを考えてみてはいかがでしょうか。

公務員を目指す際には、専門学校に通いつつ大学の授業も学べる併修制度もおすすめです。
尚学院公務員法律大学校では、法学の名門である 中央大学と提携して併修を行っているため、公務員を目指す上で本格的な学習が行えます。